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65cmは当たり前?コンビニ傘とタクシー料金の意外な関係【あなたの知らないコンビニ活用術】 – BLOGOS

【最終回】日本の誰もが数え切れないほど利用するコンビニ。ただの買い物客よりコンビニを自由に活用するための「コンビニ活用術」を、自身もローソンで働いた経験を持つ流通ジャーナリスト渡辺広明氏が解説します。常に進化するコンビニの裏側を知って、あなたも”コンビニファンタジスタ”になろう!

本連載は、書籍『コンビニの傘はなぜ大きくなったのか』(2017年8月発行)を、許可を得て編集部にて再編集し掲載しています。

ビニール傘とタクシーの意外な関係性

タクシー料金の値下げが影響する?

2017年1月、東京23区、三鷹市、武蔵野市のタクシー初乗り運賃が2キロ730円から約1キロ410円になりました。このニュースが報じられると、コンビニオーナーの間ではある懸念が強まりました。

「2月は晴天が多かったとはいえ、午後に入ってから雨が降った日が何度かありました。こういう日は本来、ビニール傘が売れる日なんですけど、売れ行きがイマイチ。やっぱりあの影響なんですかね…」(某コンビニチェーンを3店舗経営するオーナー)

ビニール傘とタクシー。あまり関係のないように思われるかもしれませんが、コンビニのビニール傘とタクシーの初乗り運賃は長年のライバル関係にありますから、オーナーが心配するのも無理はありません。

ビニール傘はコンビニの主力商品

コンビニのビニール傘は年間4500〜5500万本も売れるといわれる重要な商品。

夕方の帰宅ラッシュ時にゲリラ豪雨がきた場合など、駅前立地店舗では10分で30本の傘が売れるなんてこともザラです。そのため、店舗では常時50〜100本とコンビニにしては多くの在庫を確保しています。

しかし、今まで「タクシー(初乗り730円)に乗るより安いから」とビニール傘を買っていた客層が、タクシーに流れると、コンビニにとっては大ダメージです。

コンビニが危機感を覚えているのはこれだけではありません。ビニール傘は腐ったりすることがないから在庫廃棄リスクがゼロな上、店舗利益が50%を超える高利益商品でもあるのです。

コンビニでも20年前では300円がビニール傘のメーン価格でしたが、現状では500円前後に値上がりしています。これはビニール傘の約95%を製造する中国国内の人件費高騰と原材料費のコストアップに関連していますが、単純な価格アップだけではお客様離れを招くので、ビニール傘そのものを進化させつつ値段も上げるという戦略が採られました。

サイズも機能も進化したコンビニのビニール傘

少し昔のビニール傘を思い出してみてください。作りは軟弱で強風にあおられようものなら一瞬で骨が折れてゴミに…といった経験をしたことがありませんか?
そして初めて使用する際には、ビニールがくっつかないように白い粉がついていたものでした。

それに比べると現在、コンビニで売られているビニール傘の品質には目を見張るものがあります。傘生地はポリエチレンでワンタッチオープンは当たり前、グラスファイバー製の骨を使用したものや反り返っても元に戻る機能までついています。

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