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日本の食文化に見る「牛乳は体に良い? 悪い?」 – インフォシーク

「前作『ファッションフード、あります。』で、いろいろなジャンルの食べ物を流行食という切り口で俯瞰したのですが、牛乳を巡る毀誉褒貶が一番気になったんです。幕末の医師・松本良順によって牛乳の効能は広く知られるようになるのですが、明治期に否定論が山のように出てくる(笑)。食に関する言説はなぜこんなにも非科学的で感情的になるんだろう? というのが新著の出発点です」

『暮しの設計』などの編集長を経て、近年は近現代の流行食の研究・執筆に勤しむ畑中三応子さん。新著『カリスマフード』は、肉・乳・米の3つをめぐる日本人の感覚がいかにダイナミックに変遷してきたかを捉えた興奮の1冊だ。

「日本人にとって、天皇ブランドと福沢諭吉ブランドは絶大な威力があるんですね。明治天皇が牛肉を食べたことが新聞で報じられて、もともとは忌避されていた牛肉食の大ブームが起きていますし、福沢諭吉が牛乳を“不老長寿の妙薬”として礼讃したことで、いわば日本初のスーパーフードが誕生した。じつは日本の近代酪農は、失業した多くの武士たちが牛乳屋に挑戦した都市型酪農から始まっています。それを後押ししたのが福沢諭吉のような言説だった」




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