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ファミリーマート/中華まんで井村屋と協力、20億円投じ中華街の味再現 – 流通ニュース

ファミリマートは8月17日、都内の本社で2017年度中華まん・おでん商品発表会を開催した。今年の販売目標は、中華まんが前年比20%増、おでんが10%増。

<2017年の中華まん>
2017年の中華まん

8月22日から、ファミリマート・サークルK・サンクスで販売する。

ファストフーズ部カフェ・スチーマーグループマネジャーの木内智明氏は「中華まんをファミリマート史上、最大の刷新をした。中華街の味わいを目指し、生地のおいしさに徹底的にこだわり、製造ラインの刷新や最新設備の導入を行い、すべてを一から見直した」と語る。

中華まん市場のメーカーシェアでトップであり、ファミリマートのパートナー企業の井村屋と共同で商品を開発した。

ファミリーマートと井村屋が1年以上の協議を行い、井村屋が20億円を投資し、新工場を新設した。

中華街など専門店が中華まんに使用する熟成発酵生地を使用し、新たに生地のシート成型ラインを導入することで、風味の良い熟成発酵生地での量産を実現した。

蒸し庫を刷新し、1度に蒸す量を半分にすることでより均一にふっくらと蒸しあげた。生地ミキサーを刷新し、生地練りのかくはん機を湾曲型に変更する事で均一でブレのない生地を実現した。

新工場は、ほとんどファミリマート向け商品を生産し、ナショナルブランドの生産は一部にとどまるという。

<熟成生地の本格肉まん>
熟成生地の本格肉まん

具材をかくはんするミキサーも刷新し、手で混ぜたような肉粒感を再現した。

売上構成比の約50%を占める定番のNo.1商品である「肉まん」(税込130円)は、具材の肉比率を昨年比で約5%、タケノコの配合率も14%から20%に増やし、より満足感のある食べ応えを目指した。

<チーズたっぷり熟成生地のピザまん>
チーズたっぷり熟成生地のピザまん

売上構成比約10%で売上高で第2位の「ピザまん」(130円)も、熟成発酵生地を使用した。具材のチーズは、競合他社が10g程度なのに対して、チーズ量を16gに増量した。

コーダチーズ55%、モッツァレラチーズ45%を配合したチーズを使用、トマトのフレッシュ感を出すために、ダイストマトを具材中21%使用し、旨みのあるポルトガル産トマトペーストを使用した。

<ファミマプレミアム肉まん>

高単価商品として9月5日から販売する「ファミマプレミアム肉まん」(198円)は、北海道産小麦粉を使用し、重量は130gと、肉まん比で25%増の重量で食べ応えのある商品とした。

生地と中具の比率を50%対50%として、国産豚肉のカットサイズの割合を5mmより9mmサイズを増やすことで食感をアップさせた。

<2017年度のあんまん>
2017年度のあんまん

甘味系の定番商品のあんまんは8月22日から発売し、「北海道産小豆のこしあんまん(ごま風味)」(120円)と「同つぶあんまん」(120円)を投入する。

どちらの商品も生地のふっくら感を向上させ、あんの原料や配合比率を見直した。

<カレーまんと餃子まん>
カレーまんと餃子まん

定番以外のバラエティ商品では8月22日から、スパイシーキーマカレーまん(120円)を投入する。カレーまんは、昨年に具材を定期的に変更することで売上を伸ばしたため、今年も6回の改廃を予定する。

第1弾キーマカレー、第2弾はバターチキンカレー、第3弾はチーズカレーを予定している。

10月2日からは、餃子まん(180円)、10月24日からは「炭火焼き鳥まん」(180円)といった同業他社にはない商品を投入し差別化を図る。

これまでファミリーマートは、バラエティ系の中華まんを9アイテム展開していたが、今年は店舗オペレーションの簡素を考慮し、常時6アイテム程度の展開にとどめる予定だ。

ファミリマートの中華まんの売上高は2014年、2015年と2年連続で前年割れとなり、昨年、商品を刷新したことで、2016年は5%以上の伸びとなった。

2016年は8月から中華まんを早期に販売することにより、販売ピークである12月の売上を押し上げる効果があったと分析している。

<大手3社の中華まんの概要>
大手3社の中華まんの概要

セブン-イレブン、ファミリマート、ローソンの大手3社の中華まんは、定番商品は税込120円の価格で横並びとなっており、差別化ができていない。

ファミリーマートの中華まんの売上順位は、肉まん、ピザまん、プレミアム肉まん、あんまん(2品合計)、カレーまんで、上位2品目で売上構成比の60%を占めている。

肉まん、ピザまんといった主力定番商品を根本的に見直すことで、他社との差別化を図りたいという。

<2017年の中華まんの売場イメージ>
2017年の中華まんの売場イメージ




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