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【個別銘柄】減益計画の竹内製が急落、クラリオン安い、防衛関連上昇 – ブルームバーグ

12日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  竹内製作所(6432):前日比14%安の1810円。2018年2月期の営業利益計画は前期比13%減の117億円と11日に発表。原材料や海上輸送コストの高騰、円高・ポンド安などの影響を勘案した。市場予想は164億円だった。みずほ証券では、例年通りの保守的なガイダンスだが、減益幅が想定を超えネガティブと指摘した。

  クラリオン(6796):6%安の394円。18年3月期営業利益は前期推定比5%増の105億円前後になりそうだと12日付の日本経済新聞朝刊が報じたが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では同証予想の125億円を下回り、株価にはネガティブとの見方を示した。円高や国内市場でのカーナビ事業の苦戦などが業績の足を引っ張っているもよう、と分析した。

  防衛関連:防衛機器を手掛ける石川製作所(6208)が26%高の1925円、防衛省向け機器メーカーの東京計器(7721)が16%高の296円、防衛用表示機器を手掛ける日本アビオニクス(6946)が22%高の404円など。北朝鮮情勢について、トランプ米大統領はツイッターで中国による関与の有無にかかわらず「問題を解決する」とつぶやいた上、日本の外務省が11日、韓国渡航者に対し注意を喚起した。軍事的緊張が一段と高まる中、有事に備えた防衛機器への需要拡大を見込む買いが入った。

  スリーエフ(7544):80円(26%)高の391円ストップ高。同社とローソンはコンビニエンスストア事業での資本提携を強化すると12日午後1時に発表。「スリーエフ」などのブランドで営業している同社店舗のうち281店を「ローソン・スリーエフ」ブランドに転換する計画。これによりスリーエフはローソンから117億円の支払いを受ける予定。

  イズミ(8273):11%高の5520円。11日発表の17年2月期営業利益は前の期比12%増の357億円となり、会社計画347億円や市場予想353億円を上回った。18年2月期計画も前期比9.3%増の390億円と市場予想380億円を上回った。このほか発行済み株式総数の9.1%に相当する自己株式を28日に消却するとも発表。SMBC日興証券では、前期決算は3期ぶりの会社計画超過達成、大規模な自社株消却などもあり、総じてポジティブと評価。

  東芝(6502):1%安の221.2円。2度延期していた16年4-12月期決算を監査意見「不表明」で発表した。同期末時点の債務超過額は2257億円。SMBC日興証券は、依然として上場廃止リスクが残る点はネガティブだとした。また、メリルリンチ日本証券では、東芝の上場継続が上場会社のモラルハザードを引き起こす、独立監査人の地位低下につながり得るとの観点から市場の秩序維持のため東証が上場廃止事由とする可能性があるとの見方を示した。

  ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028):6.4%安の6270円。18年2月期営業利益計画(IFRS)は412億円と11日に発表した。SMBC日興証券では、日本会計基準の特別損益等を除いた事業利益計画625億円とした会社計画は、同証の営業利益予想795億円を大きく下回りネガティブな印象と分析した。無形固定資産の償却額が想定より多いうえ、サークルKサンクスからファミリーマートへのブランド転換を前倒しすることが会社計画との差異とみている。

  エービーシー・マート(2670):4.2%安の6240円。11日発表の18年2月期営業利益計画は前期比2%増の425億円と、市場予想447億円を下回った。SMBC日興証券では、月次の国内全店売上高の伸びが鈍化傾向と指摘、06年2月期以降、通期既存店売上高で前期比プラスを維持した売り上げに陰りが出ていると分析した。

  ライフコーポレーション(8194):7.1%安の2932円。18年2月期営業利益計画は前期比0.5%減の126億円と12日午後に発表。新店投資などの設備投資を同27%増の216億円と見込んだ。開示後に売りが膨らんだ。  

  岡村製作所(7994):11%安の913円。17年3月期営業利益は112億円と従来計画(140億円)から20%下振れたもようと11日に発表した。オフィス環境事業、商環境事業とも売り上げが予想下回る。

  スギホールディングス(7649):3.8%高の5420円。11日に発表した18年2月期営業利益計画は前期比5.1%増の240億円と市場予想は237億円を上回った。ゴールドマン・サックス証券では、調剤基本料は4月にプラス転換の見込みで、調剤の粗利益率改善が見込めることは調剤を展開するドラッグにストアにとりポジティブな示唆、と指摘。

  コーナン商事(7516):6.6%高の2218円。小田急電鉄の子会社で、神奈川県中心にホームセンターを展開するビーバートザンの全株式を取得し、100%子会社化すると11日に発表。ビーバートザンの16年3月期売上高は80億2700万円だった。同時に公表した17年2月期の営業利益は前の期比10%増の161億円だった。円高で値入率が改善、売上総利益率が向上したほか、販売・一般管理費の伸び抑制も寄与した。 

  ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324):3%高の3445円。1-3月期(前期第4四半期)の単体受注高は前年同期比2倍の139億円、売上高は同16%増の73億6300万円と11日に発表。ゴールドマン・サックス証券では、受注高は第3四半期に記録した過去最高額の78億円を大きく上回ったと評価、投資判断「買い」を再強調した。スマートフォン・半導体向け需要の追い風などで、業績は来期以降本格的に浮揚するとみている。

  Minoriソリューションズ(3822):5.5%高の1300円。17年3月期営業利益は13億2000万円と従来計画(11億5000万円)を15%上回ったもようと11日に発表。銀行やクレジットカードなど金融業向けのシステム統合・更改案件など受注が順調に推移したほか、プロジェクト管理による生産性向上や、より収益性の高い案件へのシフトも寄与した。

  LIXILビバ(3564):12日に東証1部に上場した。初値は公開価格を5%下回る1947円となった。ホームセンター「ビバホーム」「スーパービバホーム」などを運営し、関東中心に計87店舗(1月末現在)を持つ。旧トーヨーサッシ(現LIXILグループ)の子会社ビバホームとして1987年に東証2部に上場、89年に1部指定も、その後グループ再編の中で01年4月に上場廃止となった。18年3月期の営業利益計画は前期想定比9.5%増の115億円。終値は2055円。




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